両親共働きで専業主婦家庭の家の子が羨ましかった幼少期(小学生時代)…
2歳違いの子を3人育てていたこともあり、家庭・家事・育児と母も大変だったっと思う。
母は常に忙しくしていて、学校であった嫌だったこと辛かったこともゆっくり話した記憶がない。
そんな中でも、あれは確か土曜日の昼下がり…
近所に回覧板を届けた後「押花で遊ぼうか」と母が言い、家の花壇に咲いている花で押花をした。
お金もかからない遠出するわけでもない。
ただ、その時間が嬉しくて自分のためだけに使ってくれる時間が嬉しくて記憶に残っている。
聞けば、母の両親も農家仕事で忙しく遊んでもらった記憶がないそうだ。人はやってもらったことがないことを伝承するのは難しい。
残念ながら私も仕事に生きてしまう母になるだろう…
押花をした思い出、母はもう忘れていると思う。
子は何気ない日常を覚えているのかもしれない。