久しぶりにピアノを弾いてみた。
小学生の頃に習っていたピアノ。
田舎の小学校で一度だけ児童会の曲を弾いたことがある。小学生ながら徹夜で練習した記憶。
猛練習したことって覚えているものなんだと驚き。かれこれ20年前の話。
その当時の担任の先生は20代後半だった。
「失敗してもいいから、やってみない?」と言われ挑戦してみた。
案の定、当日は緊張で数秒フリーズしてしまい、皆がアカペラ状態だった覚えがある・・・笑
これじゃあ、先生も激怒だろうなと怯えながら対面したら「良く弾けたね!あんな短期間であそこまで弾けると思わなかったよ」と褒めてくれた。
当時、怒られることや肯定されないことが多かった私は「こんな褒め方があるんだ!!」と驚愕した。
できなかった所を言うのではなくて、できたところを褒める方法もあるのだと。小学校高学年での新たな気づきだった。
それから約20数年。
その先生がかけてくれた言葉は自分の原点と糧になっている。目指して実現した職業、これから発展させたい職種の原点となっているのは確か。
ピアノを久しぶりに弾きながら思い出した。