出かける用事を済ませて、カフェでひと息。
こうやって、ゆっくりコーヒーを飲むのも久しぶり。
ノートを広げて書きたいことや目標を吐き出す。
思えば、小学生の頃からこの地道な作業を続けている。ノートに書き出すと、なぜか気持ちがはっきりくっきりしてクリアになる。
その感覚が小さい頃から好きだった。
本当はひとつのことにじっくりと深めて向き合うことが好き。もちろん、自己鍛錬も含めて。
浅く、あれもこれもだいたいで！というのはあまり好きではない。上手く言葉にできないけれど…
周囲から見られる自分と本当の自分との間に、わりとギャップがある場合が多い。
どう見るかはその人の自由だが、本当は全然そんな感じじゃないのにというジレンマもある。
最初は弁明していたけれど、その工程にも疲れてきて、今はそれはそれでいいじゃんとも思う。
きっと、自分が生き生きできて活躍できる場所があると信じよう。
最初はそんな風に思えなかったけれど、ようやく前向きになってきた。
考えてみれば、今までの人生も苦しみながらも、もがき這い上がってきたではないか。
助けてくれる人も手を差し伸べてくれる人もいた。
そう、たしかにいたのだ。
自分が見ようとしなかっただけ。
ふっと、そんな風に思えた午後。
