先日卒業式があった。
約1年という短い期間だったけれど職場や同僚にも色々と思うところがあり、私は3月末で離任する。
けれど、ある生徒からお手紙をもらった。そこには「志望理由書を何度も何度も見ていただいてありがとうございました」と書かれていた。
とても嬉しかった。
なぜなら、時間を割いて添削をしても担任の先生からは感謝もなければ「合否の結果」の連絡もなかったからだ。教員の世界も管理職が見ている面だけ頑張った人が評価されるのか…と感じてしまっていたからだ。
感謝が欲しいと言うわけではないが(いや、少しはある笑)、「ありがとうございます」の言葉で頑張れたりするのが正直なところ。
しかし、生徒からの手紙を読んで生徒自身はわかっていてくれていたのだな、それで十分だと素直に思った。
残念ながら現在の職場では自分らしさが発揮できず不完全燃焼な部分もあるが、これからも一生懸命に自分らしく教員を続けていこうと思った。