だいぶ前に読んで記録をしていなかったもの。
この本は一時帰国際、日本で購入をした。
印象に残った点をいくつか。
①繊細さんはマルチタスクが苦手な傾向にある。一つひとつの仕事を丁寧かつ慎重に取り組むから。
その際は「ひとつ一つを着実に終わらせていこう」と自分に言い聞かせること。一つが終わるまでそれに集中すること。
②繊細さんは色々なことに気づきやすい。その気づきやすさは長所。しかし、気づいたことに対して対応するかどうかは自分で選択をしていい。
気持ちや時間的余裕がある時は対応するが、そうでない時は必要最低限でOKとするなど。
③自分の「こうしたい」を大切にする。
「しなくてはならない」は世間の声の場合が多い。毎日の「自分は〜したい」を大切にすると共に、楽しい・嬉しいも貴重なもの。
以上。
「気づきやすい」に関しては、思いあたる節しかない。これもあれもやっておいた方がいいよなと考えてしまい、どんどん仕事が増えて効率も悪くなる経験がたくさんあった。
気づいたとしても、びっくりするくらいやらない人はやらないし、それでも普通に仕事をこなしている人もいる。
具体的な経験で言えば新卒時代、電話は鳴ったらすぐ出るが基本だと思っていた。
しかし、どんなに電話が鳴っても出ない人は出ない。それでも働けていた人は多くいた。
それが良いか悪いかは別として、それくらいの気持ちでいた方が生きることに疲弊しないのかもしれない。