タイに来てから約8ヶ月になろうとしている。
ここで少し振り返ってみようと思う。
出発前も引越しやビザ申請で一悶着あり、ボロボロ状態での駆け出しとなった。両親や親戚の中には、海外が身近なひとは皆無で「安全なの?」「頑張ってね」のオンパレード。もちろん心配してくれているのは承知。けれど、「大丈夫だよ、きっと」「たくさん新しいこと吸収してきてね」的な肯定的な言葉は少なかった。
そのことが、なおさら不安にさせ、孤独に感じさせた。誰が悪いわけでもないのに、不安の所在がわからなかったのだと思う。
なんとか、やっとこさタイにやってきてからは、健康状態が優れず過敏性腸症候群や婦人科系の不調が出てきた。どれも重大なものではなく、ストレスと緊張から来るものだった。
それでも、泣いているわけにはいかないと自分を奮い立たせ英会話やヨガ、院の勉強に励んだ。
少しずつだけれど現地の友人もでき、活動をしてきてよかったと思う。
この8ヶ月で学んだこと、知ったこと。
①緊張・不安をなかったことに無理矢理しようとすると必ず体調に出る。自分に合ったリラックス方法を早めに知る。
②全員に理解を求めない。ひとは同じ境遇ではない限り、想像し難いものがある。
③やってみたいことはやってみる。途中で合わずに辞めることも全然あり。
④「自分が選択した道でしょ?ならばウダウダ言うな」という心の声、周囲の声に押し潰されない。
自分で選んだ道でも迷うし、悲しくなることもある。大丈夫。
⑤キャリアの中断・帰国後のキャリアを思い悩んでも今を精一杯 過ごし信じるしかない。
仕事を辞めているぶん、帰国後の身の振り方に迷うことが多い。しかし、結局は今着手していることを精一杯大切にするしかない。いづれそれが次につながる可能性もある。
けれど、どんなときも「こうなりたい」「こんなことを叶えたい」というビジョンは鮮明に持ち続けること。
こんな感じだろうか。
長期に渡り海外在住する場合、ビジョンやプランの見通しが立て辛くモチベーション維持が難しい。
それはそうなのだけれど、やはりビジョンは自分を助けてくれる。
「そのゴールに行き着くためには、いま何をしたらいいか?」と考えると、鎮火したやる気と行動力が戻ってくる。
慣れない環境・文化中で生活していれば調子のよいときばかりではない。
落ち込んだときは自分の中にあるビジョンを思い出し行動。その繰り返しなのではないかと最近思う。
とりあえず途中経過の記録までに!