突然、小さい頃を思い出すときがある。
昔、大農家の娘Aちゃんと仲がよかった。
Aちゃんは欲しい物をいつも買ってもらえている子だった。
キャラクターの文房具・キラキラ光る靴・ゲーム類。
持っている物がとっかえひっかえ替わるため、「えっ!?また新しいやつにしたの?」という感じ。
もう一人仲のよかったBちゃん。専業主婦家庭で一人っ子だった。
Bちゃんもおもちゃをたくさん持っていた。
ゲーム・レジスターのおもちゃなど棚にいっぱい。
羨ましかった。
私の家庭はおもちゃを与えない家だった。
専ら読書。ひたすら読んだ。
どっちがいい悪いではなく、それぞれが月日と共に大人になった。
今、それぞれがどんな風に生きてるだろう?
風の噂で耳に入ることはあるが、詳しくは知らない。
皆、いろいろあると思うけれど、元気でいてくれたらいいなと思う。