何かの記事で紹介されていたのを見てからずっと読んでみたいと思っていた本。ブックオフオンラインで購入。
著者は海外で在住しながら通信制の大学に在籍しておられた経験がある。そして今は教授をされている。
今までに海外に在住しながら日本の通信制大学・大学院に在籍する方と出会ってこなかった。
独学でのレポート作成など日本に本帰国する前に出会いたかった1冊…笑
テキストや文献を1度だけではなく何度も読みこむ点や、色々なものがすぐに手に入らない環境をうまく工夫する点など重なる部分がたくさんあった。
励まされた点は「理解力が早いからと言って良い論文が書ける、良い研究者になるわけではない。その人自身のタイプや性質による」
「偏差値がとれなくても研究者として優れているタイプの人もいる」
「大切なのは、自分は〇〇な人間だからだめだ」と見切りをつけてしまわないこと。
という文面だった。
今までのことを振り返って涙が出そうになった。
そうだよね、自分に対して自分が最初にみきりをつけて諦めてどうするんだと。
色々な可能性や多様性や方法があるってことを海外生活で知ることができたんだから、それを忘れないようにしないとと改めて思った。